BRICSの頂点へ!ロシアが北朝鮮を愛する理由はコレ!
RVが水面下で進んでいると言われている昨今。その鍵を握っているのがロシアや中国を中心とした、BRICSだと言われています。
当初、先進国からすれば小さな反抗組織程度にしか認識されていなかったものの、その力を着実につけたことで今や加盟国も増加傾向です。
そんなBRICSで中国と共に力をつけているのがロシアです。
先日、ロシアのプーチン大統領が北朝鮮を訪れたことが話題になりましたが、ブリックスが明らかに進化していることを裏付ける、まさに歴史的な訪問となりました。
一体、ロシアは何を考え、BRICSにどう影響を与えようとしているのか考えていきましょう。
●ロシアの動きは要注目
BRICSは、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ、エジプト、エチオピア、イラン、アラブ首長国連邦といった9カ国が加盟する世界でも注目されている連合のひとつです。
いまだ、加盟待ちといった国も多い中で、今後よりBRICS自体が拡大していくことは火を見るよりも明らかでしょう。
さて、そんな中で近年力を見せ付けているのがロシアです。ロシアのウクライナ侵攻によって世界から孤立しているように見えるロシアですが、中国をはじめとしたBRICSとは友好関係にあり、アメリカや欧州を力と知恵で追い越そうとしています。
BRICSの中心メンバーと言われているのが中国ですが、ロシアの動きが非常に目立つようになってきたとは思わないでしょうか。
今まであればじっくりと世論、そして世界情勢を見ながら少しずつ動きを見せていたものの、2024年になってからのロシアの動きは凄まじいものがあります。
これは、ロシアにとって時間がないため焦っているのか、または何か光明を見つけたことで今、チャンスと思っているのかはわかりません。
ただし、間違い無く後者であるような気がします。
今、ロシアはBRICSに大きな影響力を持つ大国として成長しようとしているのです。
●軍事的な力を手に入れる
今回、ロシアのプーチン大統領が北朝鮮へと出向きました。
多くの意見は軍事的な支援をお互いに受けるといった意味合いがあり、ウクライナ侵攻への強い手助けといったかたちで報じられているようです。
じつは2024年の1月に北朝鮮のチェ・ソニ外相がロシアのモスクワを訪れており、その時も協力をさらに拡大しているといった報道がなされました。
これ以降、北朝鮮は2024年になると砲撃を繰り返すようになっており、緊張状態が今もなお継続している状態です。
“北朝鮮は何を考えているのか”と不安になる方も多いですが、これはロシアからの何らかのメッセージを代弁している可能性があるでしょう。
ロシアは軍事的に協力するといった条件に、諸国を脅かすことを約束したかもしれません。
BRICSなどロシアがアメリカを牽制している中で、北朝鮮にとってもアメリカは大きな敵といった部分を利用しているのでしょうか。
日本への威嚇が続けば当然ながら裏に出てくるのはアメリカ、または韓国です。
北朝鮮は何をするかわからないといった部分で恐れているかもしれませんが、仮にこれがロシアが背景におり北朝鮮の全てを牛耳っているとしたら、大きな問題でしょう。
逆に言えば明らかにロシアは北朝鮮よりも大国であるが故に、傘下に収めたとなれば何かあった際に強靭な力を持つことになってしまいます。
これこそ、ロシアの狙いであり、BRICS発展への礎だと考えることができるでしょう。
●完全包囲で新たな世界へ
軍事品におけるやりとりを繰り返し続けているロシアと北朝鮮ですが、ウクライナ侵攻だけでなくbricksからの新紙幣の誕生やあらたな通貨の誕生に一役買っていると思われます。
まず、上記でお伝えしたようにロシアにとって北朝鮮は好き親友ですが、敵になることもあり得るでしょう。
北朝鮮も明らかな裏切りが確認できた時点でロシアを見限り、何らかの制裁を加えることが考えられます。
しかし、その一方で北朝鮮はロシアには向かうことはできません。
ロシアを本気で怒らせてしまえば北朝鮮などは一瞬で木っ端微塵になってしまい、そのことを北朝鮮側もいたいくらい理解しているはずです。
では、ロシアの狙いは一体どこにあるのか。それが、BRICSの頂点に立つことおけるボディーガードとして北朝鮮を利用したいと考えます。
bricksなどが自由きままにアメリカや先進諸国を無視して突き進んだとした場合、アメリカを中心に何らかの制裁を加えることは明らかです。さまざまな経済に混乱を来す状況になりますが、そこはロシアです。
軍事的威嚇は北朝鮮に任せてしまうことで、自分たちはどんどん新たな改革を進めることができます。
ロシアの思う壺ではありますが、それ相応の恩恵を北朝鮮も受け取るためWIN-WINと言えるかもしれません。
●まとめ
BRICSにおけるロシアの立場は大きくなり続けています。
これだけの根回しをできれば、中国もロシアを下、対等とはみなせません。
bricksの王を狙っている、それがロシアなのでしょう。
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